横須賀中央駅より徒歩1分のしのはら眼科。眼科全般の治療・日帰り手術を行っています。

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硝子体内注射

加齢黄斑変性、糖尿病網膜症に伴う黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、強度近視による脈絡膜新生血管などの網膜の疾患に対して行われる治療です。
これらの疾患では、網膜の酸素供給が不足するためVEGF(血管内皮増殖因子)の産生が増加します。
VEGFは血管の新生や透過性の増加に関与する因子です。VEGFの産生が増加することで網脈絡膜に異常な血管新生がおこり、また血管の透過性が亢進するため網膜内に液体の貯留(滲出性変化)を引き起こします。これが黄斑浮腫となり結果として視力低下が起こります。
これらの治療として硝子体内に抗VEGF薬を注射することで、異常な血管新生を抑え、血管の透過性を低下させることで滲出性変化を減らします。黄斑浮腫が軽減することで視力の改善が期待されます。
硝子体内注射(抗VEGF治療)は複数回繰り返して治療を行う場合があります。抗VEGF治療の効果が切れてくると黄斑浮腫が再発してくることがあり、そのたびに視力低下がおこり徐々に網膜が傷んできます。そのため、数週間から数ヶ月ごとに注射を行うことで、黄斑浮腫がない状態を保つことが視力の維持に必要になります。
硝子体内注射の投与間隔は病気の活動性や種類によって治療方針が若干異なるため、OCTやOCTangiographyを用いた眼底検査の結果をみて医師の判断に基づいて行います。
現在、日本で承認されている抗VEGF硝子体内注射の薬剤にはラニビズマブ、アフリベルセプト、ブロルシズマブ、ファリシマブの4種類があります。病気の状態、種類に応じて使い分けることもあります。
硝子体内注射は局所麻酔で行います。外来の処置室などで行うことができます。目の消毒を行い、細い針を用いて目に注射し硝子体内に薬剤を注入します。処置時間は5分程度です。

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