2024/11/27
白内障は「眼の老人病」といわれており、眼の中にある水晶体が濁ってくる病気です。
白内障を発症すると、水晶体が白く曇ってくるため、きれいな視界で物を見ることが不可能になります。眼の健康と白内障予防のためにも、定期的に白内障検査を受けるように心がけましょう。
白内障の特徴
白内障は濁りが発生する場所によって症状が異なっており、「皮質白内障」「核白内障」「後嚢下白内障」の3種類に分かれています。
まず「皮質白内障」に関しては、水晶体の周辺から濁ってくるのが特徴で、全体的に霧がかかった状態に見えます。また、光の乱反射が起こりやすく、何かを見た時に強い眩しさを感じることがあります。
次に「核白内障」は、水晶体の中心部から濁ってくるのが特徴で、長い年月をかけて症状が進行するタイプです。光がにじむ、物が歪むなどの見え方が特徴で、光の屈折が強くなると近くの物がよく見えるようになります。最後の「後嚢下白内障」とは、後嚢の中心部の皮質が肌状に濁ってくるのが特徴で、強い眩しさを感じたり、視力が低下します。老眼と勘違いする方も多いので、何らかの症状を感じた時は早めに眼科で白内障検査を行いましょう。
白内障になりやすい人とは・・・
白内障は加齢に伴って発症しやすいですが、中には若い年齢で発症する方もいらっしゃいます。白内障になりやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。
- 家族に白内障の方がいる
- 紫外線を浴びる機会が多い
- 食生活が偏っている
- 飲酒や喫煙をする
- 糖尿病やアトピー性皮膚炎の方
上記に当てはまる方は年齢に関わらず、白内障を発症する可能性が高いです。
初期段階であれば治療で改善することはできますが、症状が進行すると手術が必要になります。また、白内障手術では術後に視力が悪くなる「後発白内障」という病気にかかるケースも多いです。手術を受けて視力が回復しても、途中で視力が低下する可能性もありますので、定期的に検査を行うことをおすすめします。
当院では地域の皆様に良質な医療を提供するために、最新の設備と手術室を完備しています。日帰り白内障手術・眼底疾患・緑内障・小児眼科に専念し、患者さんの納得のいく診療を手掛けておりますので、眼科医院をお探しの方にはおすすめです。日帰り手術に関しましては、点眼麻酔で行いますので、痛みを感じることもほとんどありませんし、問題なければ手術時間は15分程度で終了します。横須賀市で白内障治療に関することなら、ぜひ当院にご相談ください。