小児眼科
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斜視
何かを見る時、左右の目は見ようとする方向に向くため、両眼の視線が一致した状態です。しかし、両眼の視線が合わず、片眼のみ違う方向を見ている時があり、これを「斜視」といいます。斜視になると、左右の目の視線が異なるため、物を見る時の位置感覚がずれてくる可能性が高いです。
目の位置感覚がずれた場合、両眼で物を正しく見ることができなくなるため、片眼の視力の発達が遅れたり、立体感をつかむ機能が弱くなる恐れがあります。
また、斜視の種類には内斜視・外斜視・上斜視・下斜視と4種類あり、目の位置によって分類されています。
弱視
視力の発達期間は生後すぐからだいたい6歳ぐらいと言われています。しかし、視力の発達期間中に目の病気や怪我、屈折異常を起こした場合、視力の発達が妨げられて遅れる可能性があります。
目そのものに異常がないのに視力が弱い、眼鏡をかけても視力が出にくい、このような状態のことを「弱視」といいます。症状にはさまざまありますが、テレビに近づく・集中力がない・姿勢が悪い・顎をあげて物を見るなどの症状が現れた時は要注意です。
視能訓練士による検査
視能訓練士は、国家資格を持った視機能検査と視能訓練を行う専門技術者です。視能訓練士は、医師の指示のもとに、眼科領域における専門技術者として、乳幼児からお年寄りまで世代を超えて、皆さんの大切な目の健康を守るお手伝いをしています。視能訓練士がいることで、精密な検査にも対応が可能になります。
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