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閃輝暗点
閃輝暗点とは
勝手に動くような「チカチカ」「キラキラ」した光が見えてしまい、視野が狭くなったり、ものが歪んで見えたりする症状です。
閃輝暗点(せんきあんてん)は偏頭痛の前兆ともいわれ、多くの方が悩まれている病気です。
閃輝暗点の原因
閃輝暗点は脳の血管の収縮と拡張によって発症します。脳の中で視覚野である後頭部の血流が何らかの理由で悪化し、それが治った時に起こります。
生活面での原因としては、過度なストレス、喫煙、コーヒーやアルコール、チョコやナッツの食べ過ぎなどが挙げられます。これらはどれも血管を収縮させる作用があるため、脳の血管の収縮と拡張の差が大きくなってしまって、神経への刺激も大きくなるのです。
閃輝暗点の症状
多くのパターンで、閃輝暗点が起こった後に偏頭痛が起こります。吐き気や嘔吐をともなう激しい頭痛であることが多いです。閃輝暗点は目の症状として現れますが、目そのものの病気ではなく、脳内で起こった変化によって発生する症状です。
閃輝暗点の検査
閃輝暗点の症状が出たらまず目の異常がないか確認します。
目に何も異常がなければ、脳神経外科、脳外科で検査を受けましょう。
閃輝暗点の治療
主に薬物療法を用いますが閃輝暗点を治す薬はありません。
偏頭痛が起きてる場合は大きな病院で検査を受け、医師の指示に従ってください。
閃輝暗点にならないために
閃輝暗点の予防としては、カルシウムや亜鉛などのサプリメントを摂取することがいいとされています。
また、ストレスを溜めないような生活を送ることや、十分な睡眠によって目を疲れさせないようにしましょう。中年の方であれば、他の病気の可能性も心配されるので検査を受けるようにしましょう。