2024/12/11
代表的な目の病気である白内障と緑内障をご存じですか?似たような名前の白内障と緑内障ですが、実はまったく異なるものなのです。
ここでは、横須賀で開業する「しのはら眼科」が白内障と緑内障の違いについて詳しくご紹介します。それぞれの病気の特徴や違いを理解してから、検診や日帰り手術を受けることをおすすめします。
白内障とは
白内障とはその名の通り、黒目の中にある透明のレンズである水晶体が白く濁ってしまう病気のことです。
主な原因は加齢ですが、糖尿病やアトピー、ステロイド剤なども白内障を招く原因となります。
白内障患者全体の約85%を65歳以上の高齢者が占めており、80代になるとほとんどの方が白内障になるといわれています。
白内障の症状
水晶体が白く濁ってしまうと光を通しにくくなるため、ものが見えづらくなってきます。病気が進行すると、視力の低下、光がまぶしく感じられる、夜間の見えづらさなどの自覚症状があります。
白内障の治療
初期の段階では点眼薬を用いた治療を行いますが、これはあくまでも白内障の進行を遅らせるための処置でしかありません。
一度濁ってしまった水晶体は元に戻すことができないので、白内障の治療には手術を行います。手術では濁った水晶体を取り除いて人工の眼内レンズを挿入し、視力を回復させます。白内障の場合、日帰り手術も可能です。
横須賀で白内障の日帰り手術ができる眼科をお探しなら、しのはら眼科へお越しください。
白内障の手術は、特に問題がなければ15分程度で終わる、安全性の高い手術です。しのはら眼科でも多くの実績があるため、安心してお任せください。
緑内障とは
緑内障とは、日本の失明原因の1位となる目の病気です。見えない部分である暗点が出現することで、視野が欠けてしまいます。
緑内障の原因は、眼圧の上昇による視神経の障害や遺伝などで、進行すると視野が欠ける範囲が広くなっていきます。
緑内障の症状
緑内障は自覚症状がないことが多く、見えづらさを感じて眼科を受診した時点で、すでに症状が進んでいることも少なくありません。
緑内障の治療
一度傷ついてしまった視神経は元に戻せないので、これ以上症状が進行しないように、点眼薬で眼圧をコントロールします。欠けてしまった視野を戻すことはできないので、目に異変を感じたら早めに眼科を受診しましょう。
横須賀周辺で緑内障にお悩みの方は、しのはら眼科へご相談ください。横須賀中央駅から徒歩1分とアクセスも便利です。
白内障と緑内障の大きな違いとは
白内障と緑内障の大きな違いは、白内障は手術を受けることによって視力を取り戻せることができるが、緑内障はこれ以上症状が進行しないように、今の状態を保つことが精一杯だということです。
白内障の場合、手術後数年ほど経つと視力の低下やかすみを感じることがあります。これは、人工の眼内レンズを挿入するために残した膜が濁ることで起こるもので、レーザーを用いて濁った膜を取り除くことで視力は回復します。
緑内障の場合、視神経の障害をこれ以上進行させないため、眼圧をコントロールする点眼薬による治療と、定期的な検査が欠かせません。