2024/12/11
小児眼科と大人の眼科は、何が違うのかご存じですか?小児眼科とは、目がまだ完全に発達していない小さな子どもを対象にした眼科です。小さな子どもは目の異常や自覚症状をうまく訴えることができないので、病気の発見が遅れてしまうことも多くあります。
ここでは、横須賀で小児眼科の専門外来も行っているしのはら眼科が、小児眼科の役割と、症状別子どもの視力低下と弱視のセルフチェックについてご紹介しますので、早速チェックしましょう!
小児眼科の役割とは
大人の眼科と小児眼科には、どのような違いがあるのでしょうか?
大人の眼科は目の治療が主な目的ですが、小児眼科は目がまだ完全に発達していない時期の治療となるため、大人になったときに正常に目が働くようにすることが大きな目的となります。
小さな子どもの目の発達スピードは速く、1歳ではまだ0.1の視力が6歳では大人と同じ1.0の視力になるといわれています。また、小さな子どもは目の異常や自覚症状をうまく訴えることができないので、病気の発見が遅れてしまうことも多くあります。
手遅れにならないためには、早期発見と小児眼科での早期治療が重要となるので、子どもの目の状態や動きなどをしっかりとチェックすることが大切です。
横須賀で眼科をお探しなら、しのはら眼科へお越しください。乳児から診療を受け付けており、特に小児の斜視、弱視の矯正指導には力を入れております。小児の検査に習熟した視能訓練士による検査日も設けておりますので、お気軽にご予約ください。
子どもの目の病気と症状
子どもの目の病気はさまざまですが、特に多いのが弱視と斜視です。
弱視
弱視とは、眼に異常がないにもかかわらず視力が弱く、眼鏡をかけても視力が出にくい状態のことです。目の病気やケガの他、屈折異常、斜視などが原因となります。
テレビに近づきすぎる・姿勢が悪い・あごを上げてものを見るなどの症状が出たら注意が必要です。
斜視
斜視とは両目の視線があわず、同じ方向を向いていない状態のことです。人がものを見るとき、左右の目は見たいものの方向に向くため両目の視線が一致します。しかし、斜視では片眼だけ違う方向を向いてしまうため、両目の視線が異なりものの位置感覚がずれてしまいます。
目の位置感覚がずれると、両眼で正しくものを見ることができなくなり、片目の視力の発達が遅れるだけではなく、立体感をつかむ機能が弱くなる可能性があります。
視力低下のセルフチェック
小さな子どもの目の病気は予防することが非常に難しいので、お子さんの目の状態や動きなどをこまめにチェックすることが欠かせません。
- 目を細める
- 小さいものをつかみ損ねる
- 視線がずれる
- テレビに近づきすぎる
- 目が白く光る
- 片目をつぶってものを見る
- 屋外など明るい場所でまぶしがる
- 片目を隠すと嫌がる
- 集中力がない
- 横眼でものを見る
- すぐに飽きる
- 落ち着きがない
- 首を傾けてものを見る
- 転びやすい
- あごを上げてものを見る
- 頭痛を訴える
これらの症状が出ていないかご家庭で視力低下のセルフチェックをしていただき、あてはまる項目があれば速やかに小児眼科を受診しましょう。
神奈川県横須賀市のしのはら眼科では、乳児から診療し、小児の弱視・斜視の矯正指導に力を入れております。横須賀中央駅から徒歩1分とアクセスも良好ですので、お子さんの目の病気が気になったらどうぞしのはら眼科へお越しください。
横須賀で眼科をお探しならしのはら眼科へ!
子どもの目の病気は、早期発見・早期治療が重要となります。気になる点があれば、どうぞ横須賀のしのはら眼科にお任せください。小児眼科の検査は予約制で、一般外来の検査室とは別の静かな環境の検査室で、専門の視能訓練士がゆっくりと時間をかけて行っております。
3歳児健診や就学時健診、保育園や幼稚園の視力検査で視力異常・視力低下が疑われたら、はやめに受診するようにしましょう。